社内恋愛症候群~小悪魔な後輩君に翻弄されて~
「可愛いですよ、蓮井さんは」
曇りのない瞳が私を見つめていた。
「な、なに言ってるの? からかわないで」
自分が社内でどういわれているか、可愛いなんて思われるはずもないこともちゃんとわかっている。
それなのに、不意に言われたせいで顔が赤くなる。すでにきっと見られている赤い顔を少しでも隠そうと右手で口元を覆った。
「からかってないです。蓮井さんは……オレには可愛くみえて仕方がないです」
「……っ」
赤かった顔が、彼の言葉でますます赤くなったのが、鏡をみないでもわかる。そのくらい私の頬は熱を持っていた。
なにか言おうと思うのに、喉が張り付いたみたいに声がでない。
顔を赤くした私に、彼が追い打ちをかけるように言った。
「……もっと、可愛い蓮井さんを見たいです」
曇りのない瞳が私を見つめていた。
「な、なに言ってるの? からかわないで」
自分が社内でどういわれているか、可愛いなんて思われるはずもないこともちゃんとわかっている。
それなのに、不意に言われたせいで顔が赤くなる。すでにきっと見られている赤い顔を少しでも隠そうと右手で口元を覆った。
「からかってないです。蓮井さんは……オレには可愛くみえて仕方がないです」
「……っ」
赤かった顔が、彼の言葉でますます赤くなったのが、鏡をみないでもわかる。そのくらい私の頬は熱を持っていた。
なにか言おうと思うのに、喉が張り付いたみたいに声がでない。
顔を赤くした私に、彼が追い打ちをかけるように言った。
「……もっと、可愛い蓮井さんを見たいです」