オトメゴコロ
オトメゴコロ
初めて廊下であなたと目が合ったとき


アタシは恥ずかしくてすぐに逸らした


でもホントはいつまでも


その透き通るような瞳を


見つめていたかった


後悔 ってコトバ


あたしの中であのときほど


その言葉が似合うときは無かったよ



もしアナタがあたしの存在に気がついてくれなくても


いいと思ってたはずなのに


何でだろう


アナタにあたしの存在を知ってほしくて


たくさんいる女の子の中から


アタシを見つけてほしくて


そんなことアナタが自分からするはずないと思っても


もしかしたら って思って


期待しちゃうの


初めて廊下ですれ違ったとき


ほとんどの女の子が


あなたに目を向けていることを知って


アナタの魅力がハンパ無いことを知った


自分を少しでも可愛く見せたくて


アナタの目に少しでもかわいい子として


写りたくて


いっつもたくさんの雑誌と格闘して


慣れないメイクしたり


甘いもの食べるの避けてダイエットしたり


自分の体型コンプレックスに思ったり


出るトコ出てないって


言われて傷ついたり


何気なく発せられた


幼児体型


って言葉にも傷ついた


でもそれは全部


アタシがアナタに恋する女の子で


オトメゴコロ ってものを


あたしも持ってるからなんだよ


女の子ならきっと誰にでもあるんだよね?


――――――・・・恋するオトメゴコロってヤツ・・
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

エイプリルフール

総文字数/925

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る
先生に、恋をした

総文字数/167

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
キズツクココロ

総文字数/629

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop