彼はお医者様




重くなったお腹は、予想以上に私の体力を奪った。


自販機に着いて、水を買い、近くのイスに座った。




『そういえば、環って、どこの病院で働いてるんだろ…………』


ここだったりして(笑)

それは、ないか………







「美鈴?」


私を呼ぶ懐かしい声。


『うそ…………っ……………』

こんな偶然、あるの?








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