【短】大好きな君に伝えたいっ!
昨日のことを思い出して、葛藤していると舞ちゃんに止められる。
落ち着けって私はいつでも落ち着いてるよ。
そう思い舞ちゃんを見る。
「確認だけどさ、振られたこと気づいてる?」
「うん。
てか振られるに決まってるでしょ」
「何でそんなあっさりしてるの!?」
「だって、知らない女の子に告白されて付き合うような人じゃないって証明されたんだよ?
自分の意志を持ってて素敵じゃん。
前からそんなことは分かっていたんだけど」
「重症だ……。
そして南のことになると口数が多い」
頭を抱えてる舞ちゃんだけど私はもう昨日の南くんのことしか頭にない。
これからどうしようかな。
また話しかけに行こうかな。
うん、行こう!
だってもう私と南くんは顔見知りなんだから。