【短】大好きな君に伝えたいっ!
そうと決まれば昼休み。
「舞ちゃんごめん!
今日から一緒に食べればいやっ」
「は?ちょっと月姫!!」
舞ちゃんが何か言ってるけど、私は教室を飛び出す。
今の頭の中は南くんでいっぱいすぎる。
いつもは屋上で食べるけど今日は中庭に行く。
そこにはもう南くんがいる。
「南くん!」
私の声に顔をこちらに向ける。
けど、すぐに眉間に皺を寄せた。
「何読んでるの?
あ、隣座るね」
「おい」