【短】大好きな君に伝えたいっ!





「南くん」



もっと南くんのことを知りたい。


他の人が知らないような、南くんを。





「もう十分話したよね?
そろそろ本読みたいんだけど」




あ、そうゆうことだったのか。


何か普通に会話できてる!って思ったけど、私が話したいって言ったから。





あぁもう南くん。





「好きっ」




「昨日聞いた」




「憶えててくれたなんて感激です!」





口からついて出た”好き”の言葉は、本気の言葉。






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