【短】大好きな君に伝えたいっ!
5回目
「月姫どうしたの?
頭でもおかしくなった?」
「頭は良くなったよ」
2学期が始まり学校に着くなり私は参考書を開く。
一般だからその分レベルは上がるけど、まだ間に合うはず。
1秒でも時間は無駄にしない。
「南くんに追いかけるお許しをもらったんだから、頑張るしかないでしょ」
あれから猛勉強の毎日を続けている。
集中できなかったのが嘘のようにすごい集中できる。
南くん不足になったら、隠し撮りした南くんの寝顔を見て癒されてる。
「あんたって子は……」
「舞ちゃんも恋をしたら分かるよ」
「いや、それなりにはしてるから」