【短】大好きな君に伝えたいっ!
勉強を理由に南くんに接近するも、いつも失敗に終わる。
ほどよい距離を保ち、南くんがていねいに解説してくれる。
「なるほど!」
「最近内容のレベルが上がってきたね」
「理解できるようになったら勉強が楽しくなってきて」
K大は難関大学だからこれくらいはできておかないといけない。
南くんのためなら楽しく勉強できる。
私に勉強を教えてくれたりと協力してくれてるんだし、これはもう受かるしかない。
冬休みも勉強に打ち込んだ。
だんだん入試の日が迫ってくる。
それと同時にネガティブになっていく。
受からなかったらどうしよう。
一応滑り止めは受かったけど、本命に受からなかったら意味がない。