甘いんですね!(ダラダラ更新中。。。)
「だからね、俺は、その男が見る目無かったんだと思う。俺は愛蘭先輩より、麗蘭…キミの方が魅力的に見えるよ」


そう言って、学校では絶対に見られない笑顔で笑った。


「先輩って、カッコイイですね」


そんな言葉が口からこぼれる。


「え?」

「あ、えっと」


思わず出てしまった言葉に焦る。


「顔のこと言ってる?」


嫌悪感を顔に出した三浦先輩。

でも、私がかっこいいと思ったのは顔じゃなくて。


「先輩は自分を持っていてカッコイイです」


と呟いた。


「自分なんて持ててないよ?自信もないし、愛想も悪いしね」

「いいえ!そうじゃないんです!」


思わず叫んでしまった。
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