年下、恋愛対象外!







「やだ」



翔は目線を他のとこへやって、こっちなんか見向きもしない。




……んの、クソガキ!


誰があんたなんか、好きになるか!





「ていうか、早く行かなきゃダメじゃん。学校遅れる」



なんてったって、高校三年生になって初の月曜日。

遅刻するわけには行きません!



「じゃあね!」



一言素っ気なく残すと、今度はさっさと歩いていく。









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