恋愛の始まり
ピピピ・・ピピピ・・
目覚ましが鳴り起きて大学へ行く支度をした
「行ってきま~す」
駅に向かいいつもの電車に乗り込む
いつも沙織とは電車で待ち合わせをしていた
「沙織おはよ~」
「おはよ~紗里奈って・・いつもに増して眠そうだね」
「あ~うんなんか寝れなかった」
「あら~なんでだろね」
原因はわかってる・・今日うちは人生初めてのことをするからだ
しかし行動に移す前にその事を沙織に話さなくてはいけない
「沙織・・・実はさ」
「ん?どうしたの??」
全て話した 昨日見かけた男性のことを
その男性にひとめぼれしてしまった事を
「え!?ほんとに!?」
「うん・・やっぱり変だよね・・一目ぼれなんて・・」
「ううん!!すごいことだよ!本当にひとめぼれってあるんだね。応援するよ!」
沙織は受け入れてくれた
応援するとも言ってくれた本当にうれしかった
「うんありがと!!」
「で・・どうするの?何かするんでしょ?」
「あ・・・そのことなんだけどね手紙を渡そうかと・・」
「ラブレター!?いいねいいね!もう書いてきたの?」
「うん・・簡潔にだけどね。自分の名前と大学と年齢とアドレスとラーンのIDとあと手紙を書いた理由」
「そかそか、でもさ書いたのはいいけど今日も会えるとは限らないよね・・」
そうそれはうちも心配していることだった
昨日会えたのは本当に偶然だったかもしれない
見た目は大学生だったが・・・今日も同じ時刻の電車に乗ってくるだろうか
同じ電車に乗っていたとしても同じ車両同じ場所にいるとは限らない
「とりあえず昨日と同じ時刻の電車に乗ってみていなかったら明日また挑戦するよ」
「うんわかった!」
そしていつものように授業を受け1日が終わった
「じゃまた明日ね~遥~」
別れを告げた後カバンから昨日の夜書いた手紙を取り出した
「沙織~どうしよ・・・不安になってきた。変な子って思われたらどうしよ」
「大丈夫大丈夫勇気を出して!昨日決めたんでしょ?」
たしかにうちは昨日決心した
もうどう思われてもいい・・・せめて手紙を渡したい・・
そしていよいよ電車がきた
乗り込み周りを見渡した
「どう?その人いる?」
「あっ・・・いた」
その人は手前の補助席に座っていた
幸い周りに人はいない
しかし次の駅に着いたら人が乗ってくるかもしれない
「ほら今なら渡せるよ!行かなくちゃ」
沙織に背中を押され一歩踏み出した
一歩・・・また一歩・・・少しずつ歩みを進め気づいたらもう目の前にいた
「あ・・・の・・・・」
出した声は震えていた 手も震えていた
「はい?」
はじめて声を聴けた・・・それだけでも嬉しかった
とても優しい声だった
「あの・・・これ・・・受け取ってください・・・」
震える手で手紙を差し出すとその人はとても驚いた表情で固まった
あ・・・終わったな・・・・
そう諦めかけた時だった
「ありがと。手紙だよね?また読ませてもらいます」
奇跡だった・・・会えただけでも奇跡なのにいきなり見知らぬ子からの手紙までも受け取ってくれた
笑顔で受け取ってくれた
もう・・・十分だった・・・
「ありがとう・・ございます・・・」
沙織のとこへもどると無言で微笑んでくれた
あとはもうあの人次第だった
連絡がくるか分からない・・・でももう十分すぎるくらい嬉しかった
あの人は昨日降りた駅で降りて行った
うちも最寄り駅で降り沙織に手を振って別れを告げた
別れ際沙織が「もしその人から連絡きたら教えてね!大丈夫きっと来るよ!!」
沙織の言葉は本当にありがたかった
電車を降りた後すぐに沙織に連絡をいれた
(今日はありがと^^ 本当に心強かった!連絡がくるか分からないけどきたらすぐに報告するね!!)
送るとすぐに返事がきた
(うん!!絶対くるさ!あのひと優しそうだもん^^)
簡単に返事を済ませたあと携帯をしまって家に帰った
「ただいま~」
「おかえりもう夜ご飯食べれるけどどうする~?」
「食べる~」
母と夜ご飯を食べ少しテレビを見たあとお風呂にはいった
「はぁ・・・どうなるんだろ・・・でも本当にいい人だったな・・・」
ぼーーっとしていると携帯が鳴った
「あれ?沙織から返事かな?」
携帯を見てみると思わず携帯を落としそうになった
「うそ・・・でしょ・・・・」
そこに書いてあったのはあの人からのメッセージだった
(はじめまして^^ 今日電車で手紙くれた子で合ってるよね?w
手紙ありがとう!読ませてもらいました。最初は驚いたけど嬉しかったな。
あ、自己紹介するね。俺は中田 啓太 〇〇大学に通っている1回生です!
だから紗里奈ちゃんとは同じ年かな?あ、勝手に名前で呼んでごめん!)
「どうしよ・・・連絡きちゃった・・・とりあえず返事しなきゃ・・」
(はじめまして!連絡ありがとうございます^^ まさか連絡してくれると思ってなかったので驚きました・・・w 名前で大丈夫ですよ!うちも啓太くんって呼んでもいいですか?)
送信するとすぐに返事がきた
(こういうの初めてだったから戸惑ったけどねw でも紗里奈ちゃん悪い子に見えなかったからw 全然名前で呼んで!!なんなら啓ちゃんでも!ww)
(うちもこんなことするの初めてだったのですごく緊張しました・・w 変な子って思われたらどうしよとか・・・w じゃあお言葉に甘えて啓ちゃんでww)
(やっぱり初めてだったんだねww 手が震えてたからww うん!よろしくね紗里奈ちゃん^^)
(えっ!?ばれたましたか・・・ww こちらこそよろしくです^^)
(バレバレでしたww あ、お互いさ同い年だから敬語やめない?w)
(うわぁ・・恥ずかしい・・・ww あ!そうですね!!敬語なしでww)
(紗里奈ちゃん早速敬語になってるよw あ、よかったらお互い写真交換しない?プリクラでもいいからさ!)
(あ!!ほんとだ・・・ww いいよ~^^)
(ありがと!手紙もらった時に思ったけど紗里奈ちゃんって肌きれいだよねww じゃ俺も送るね~)
(そんなことないってw 化粧してるからだよ~そんなこと言われたら嬉しくてときめくよw 写真ありがと^^)
(だってそう思ったし~ww ときめいたらだめだぞ~俺一応彼女いるからww)
「え・・・・」
またしても衝撃的だった・・・涙が出そうになった
「あ~あ・・・一瞬の片思い・・ww」
(彼女いるんだ!w 一応ってどういうこと?w)
(ん~まぁ倦怠期ってやつだよww)
(なるほど~悩みがあったら聞くよww 初対面のうちでよければww)
(ありがとうww また話すわ!! てか、いつもあの電車に乗ってるん?)
(うん基本あの電車だよ~!)
(そか!俺も基本あの電車やし明日も会うかもな!!ww)
(会うかもねww うわ~変に緊張するw)
(そんなこと言われたら俺も緊張するw やばい眠くなってきたww)
(そろそろ寝る?ww もうこんな時間なんだ!)
(寝よかな~紗里奈ちゃんと話すの初めてだったけど楽しかったww また明日会えたらいいなぁ! おやすみ^^)
(うちも楽しかった^^ 明日会えたらいいねwまたね~おやすみ!!)
最後に返事をしたあと沙織に報告をし自分も眠りについた
いろいろなことがありすぎて疲れたのかすぐに寝てしまった
連絡をくれたこと・・・彼女がいたこと・・・そして・・自分の片思いが終わったこと・・
目覚ましが鳴り起きて大学へ行く支度をした
「行ってきま~す」
駅に向かいいつもの電車に乗り込む
いつも沙織とは電車で待ち合わせをしていた
「沙織おはよ~」
「おはよ~紗里奈って・・いつもに増して眠そうだね」
「あ~うんなんか寝れなかった」
「あら~なんでだろね」
原因はわかってる・・今日うちは人生初めてのことをするからだ
しかし行動に移す前にその事を沙織に話さなくてはいけない
「沙織・・・実はさ」
「ん?どうしたの??」
全て話した 昨日見かけた男性のことを
その男性にひとめぼれしてしまった事を
「え!?ほんとに!?」
「うん・・やっぱり変だよね・・一目ぼれなんて・・」
「ううん!!すごいことだよ!本当にひとめぼれってあるんだね。応援するよ!」
沙織は受け入れてくれた
応援するとも言ってくれた本当にうれしかった
「うんありがと!!」
「で・・どうするの?何かするんでしょ?」
「あ・・・そのことなんだけどね手紙を渡そうかと・・」
「ラブレター!?いいねいいね!もう書いてきたの?」
「うん・・簡潔にだけどね。自分の名前と大学と年齢とアドレスとラーンのIDとあと手紙を書いた理由」
「そかそか、でもさ書いたのはいいけど今日も会えるとは限らないよね・・」
そうそれはうちも心配していることだった
昨日会えたのは本当に偶然だったかもしれない
見た目は大学生だったが・・・今日も同じ時刻の電車に乗ってくるだろうか
同じ電車に乗っていたとしても同じ車両同じ場所にいるとは限らない
「とりあえず昨日と同じ時刻の電車に乗ってみていなかったら明日また挑戦するよ」
「うんわかった!」
そしていつものように授業を受け1日が終わった
「じゃまた明日ね~遥~」
別れを告げた後カバンから昨日の夜書いた手紙を取り出した
「沙織~どうしよ・・・不安になってきた。変な子って思われたらどうしよ」
「大丈夫大丈夫勇気を出して!昨日決めたんでしょ?」
たしかにうちは昨日決心した
もうどう思われてもいい・・・せめて手紙を渡したい・・
そしていよいよ電車がきた
乗り込み周りを見渡した
「どう?その人いる?」
「あっ・・・いた」
その人は手前の補助席に座っていた
幸い周りに人はいない
しかし次の駅に着いたら人が乗ってくるかもしれない
「ほら今なら渡せるよ!行かなくちゃ」
沙織に背中を押され一歩踏み出した
一歩・・・また一歩・・・少しずつ歩みを進め気づいたらもう目の前にいた
「あ・・・の・・・・」
出した声は震えていた 手も震えていた
「はい?」
はじめて声を聴けた・・・それだけでも嬉しかった
とても優しい声だった
「あの・・・これ・・・受け取ってください・・・」
震える手で手紙を差し出すとその人はとても驚いた表情で固まった
あ・・・終わったな・・・・
そう諦めかけた時だった
「ありがと。手紙だよね?また読ませてもらいます」
奇跡だった・・・会えただけでも奇跡なのにいきなり見知らぬ子からの手紙までも受け取ってくれた
笑顔で受け取ってくれた
もう・・・十分だった・・・
「ありがとう・・ございます・・・」
沙織のとこへもどると無言で微笑んでくれた
あとはもうあの人次第だった
連絡がくるか分からない・・・でももう十分すぎるくらい嬉しかった
あの人は昨日降りた駅で降りて行った
うちも最寄り駅で降り沙織に手を振って別れを告げた
別れ際沙織が「もしその人から連絡きたら教えてね!大丈夫きっと来るよ!!」
沙織の言葉は本当にありがたかった
電車を降りた後すぐに沙織に連絡をいれた
(今日はありがと^^ 本当に心強かった!連絡がくるか分からないけどきたらすぐに報告するね!!)
送るとすぐに返事がきた
(うん!!絶対くるさ!あのひと優しそうだもん^^)
簡単に返事を済ませたあと携帯をしまって家に帰った
「ただいま~」
「おかえりもう夜ご飯食べれるけどどうする~?」
「食べる~」
母と夜ご飯を食べ少しテレビを見たあとお風呂にはいった
「はぁ・・・どうなるんだろ・・・でも本当にいい人だったな・・・」
ぼーーっとしていると携帯が鳴った
「あれ?沙織から返事かな?」
携帯を見てみると思わず携帯を落としそうになった
「うそ・・・でしょ・・・・」
そこに書いてあったのはあの人からのメッセージだった
(はじめまして^^ 今日電車で手紙くれた子で合ってるよね?w
手紙ありがとう!読ませてもらいました。最初は驚いたけど嬉しかったな。
あ、自己紹介するね。俺は中田 啓太 〇〇大学に通っている1回生です!
だから紗里奈ちゃんとは同じ年かな?あ、勝手に名前で呼んでごめん!)
「どうしよ・・・連絡きちゃった・・・とりあえず返事しなきゃ・・」
(はじめまして!連絡ありがとうございます^^ まさか連絡してくれると思ってなかったので驚きました・・・w 名前で大丈夫ですよ!うちも啓太くんって呼んでもいいですか?)
送信するとすぐに返事がきた
(こういうの初めてだったから戸惑ったけどねw でも紗里奈ちゃん悪い子に見えなかったからw 全然名前で呼んで!!なんなら啓ちゃんでも!ww)
(うちもこんなことするの初めてだったのですごく緊張しました・・w 変な子って思われたらどうしよとか・・・w じゃあお言葉に甘えて啓ちゃんでww)
(やっぱり初めてだったんだねww 手が震えてたからww うん!よろしくね紗里奈ちゃん^^)
(えっ!?ばれたましたか・・・ww こちらこそよろしくです^^)
(バレバレでしたww あ、お互いさ同い年だから敬語やめない?w)
(うわぁ・・恥ずかしい・・・ww あ!そうですね!!敬語なしでww)
(紗里奈ちゃん早速敬語になってるよw あ、よかったらお互い写真交換しない?プリクラでもいいからさ!)
(あ!!ほんとだ・・・ww いいよ~^^)
(ありがと!手紙もらった時に思ったけど紗里奈ちゃんって肌きれいだよねww じゃ俺も送るね~)
(そんなことないってw 化粧してるからだよ~そんなこと言われたら嬉しくてときめくよw 写真ありがと^^)
(だってそう思ったし~ww ときめいたらだめだぞ~俺一応彼女いるからww)
「え・・・・」
またしても衝撃的だった・・・涙が出そうになった
「あ~あ・・・一瞬の片思い・・ww」
(彼女いるんだ!w 一応ってどういうこと?w)
(ん~まぁ倦怠期ってやつだよww)
(なるほど~悩みがあったら聞くよww 初対面のうちでよければww)
(ありがとうww また話すわ!! てか、いつもあの電車に乗ってるん?)
(うん基本あの電車だよ~!)
(そか!俺も基本あの電車やし明日も会うかもな!!ww)
(会うかもねww うわ~変に緊張するw)
(そんなこと言われたら俺も緊張するw やばい眠くなってきたww)
(そろそろ寝る?ww もうこんな時間なんだ!)
(寝よかな~紗里奈ちゃんと話すの初めてだったけど楽しかったww また明日会えたらいいなぁ! おやすみ^^)
(うちも楽しかった^^ 明日会えたらいいねwまたね~おやすみ!!)
最後に返事をしたあと沙織に報告をし自分も眠りについた
いろいろなことがありすぎて疲れたのかすぐに寝てしまった
連絡をくれたこと・・・彼女がいたこと・・・そして・・自分の片思いが終わったこと・・