『あいしとうよ』『ごめんね』
副店長は相撲取りみたいな巨体で身動きが全く取れなかった。
嫌がってる振りをしてるだけでしょ?そう言われた。本当に嫌だった。叫んで助けを呼んでもお店の中は爆音が流れているからなのか誰も助けに来てくれなかった。
副店長がズボンを脱げば最後まで。その所までいった。私は泣いて「ごめんなさい」謝罪しかしてなかった。怖かったから。
コンコン
更衣室のドアがノックされた。
「あすかちゃん?大丈夫?高橋さんこっちに来た?」
お店のボーイさんが来てくれた。私はこのまま助けてもらおうとしたら口を塞がれた。
「どした?あすかちゃん寝てるよ」
副店長は私が寝てるから外で話そう。すぐ行くから。そう言ってボーイさんを更衣室から遠ざけた。
続きは明日ね。まだ休んでていいから。その言葉を残して更衣室を出ていった。
怖かった。けど最後まではされなかった。良かった。恐怖と安堵が一気に押し寄せてきた。私はゆうちゃんの声が聞きたかった。安心したかった。だからしんやに電話した。
しんやには大雑把に話した。副店長にレイプ未遂された。また明日って言われた。人が来なかったら最後までされていた。
ゆうちゃんもしんやも私の事を逃がそうと一生懸命なってくれた。色々頑張ってくれた。