高校デビュー



「ねぇ、一ノ瀬くんも連絡先教えてよ。」


駅について別れる前に言った。


「いーよ。」


そうして私たちも連絡先を交換した。


「帰ったら連絡して。」


「いいの?」


「安否確認だな。」


「ふふ、なにそれ。

まぁわかったよ。」


「じゃーな。また明日。」


「うん、バイバイ!」


私は改札を通り、電車に乗って帰宅した。



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