高校デビュー



それから美咲も支度をして

化粧の仕方や髪型の作り方も教わって

みんなが来るのを待った。


ピンポーン…



「あ、来た。下行こ。」


下でモニターをチェックしてから出ようとしたら


「私出る!莉々愛はここでご飯の支度してて?」



「え?うん、わかった。」



私はリビングに入った。


ダイニングテーブルじゃ7人は無理だし

今日はみんなでリビングで食べることに。



………あ、健斗読んでこよ。

私は2階へ戻った。



「健斗、みんな来たよ。

ご飯も食べるし来なよ。」



「おう、行くか。」



私たちは階段を降りた。



そこにちょうどみんなが入ってきた。



「あ、いらっしゃい。


蒼太くん、健斗いるよ。」



「どれが蒼太?」


うん、だよね。


「いちばん髪の毛明るいの。」



「え、あれ?

すげー変わったな。」



私たちはそんな会話をしながら下へ降りた。



< 142 / 249 >

この作品をシェア

pagetop