高校デビュー
「おう、健斗。久しぶり。
健斗もすげー変わったな。
ついでに莉々愛も。」
「はは、美咲プロデュースだけどね。」
他のみんなは無言。なにも言わない。
……………似合ってんのかな、これ。
「みんな座ってて。ご飯する。」
私はご飯の用意を始めた。けど……
「健斗、お皿届かない。」
「莉々愛はチビだからな~。」
そう言いながらお皿をとってくれた。
「ありがと。
運んでね。」
それから健斗に手伝ってもらいつつ、
私たちはご飯の用意を済ませた。
「いただきまーす。」