高校デビュー



そのあとご飯を食べて私は片付けをした。


「雄也は彼女いねーの?」



「あー、いないですね。」



「へー、好きなタイプは?」



「うるさくないやつですね。」



「じゃあさー莉々愛とかにしとけば?」



「ちょっと健斗!変なこと言わないで。」



ったく。

なんなの、あの人。



「いいじゃん。

莉々愛彼氏作る気満々だったじゃん。」



「だからって健斗が口出ししなくていいの。

だいたいそんなこと言われても

返事困るでしょ。」



もー、なに考えてんの。



「それより健斗、ゲームしよ。」



「おう、いーよ。

ゲーム増えてるし。」



「あ、俺も!」



ふぅ、蒼太くんのおかげで健斗が消えた。



藤原くんも連れて部屋へ行ったのだ。



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