あの日に戻って

なかなか返事が返ってこない。

不安になる。怖い。


『返事聞かせてくれる?』


彼女はしばらくしてから空を、星を見上げた。

返ってきた言葉は俺には信じられなかった。


え?姫宮さんか俺をすき?


こんなにも嬉しいことがあってバチが当たらないだろうか。


空が、星、月までもが俺達を祝福してくれているように思えた。







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