あの日に戻って

「私、星が好きなんだ!」


これは本当のこと。会話をただ続けたかったのもあるけど



だって、


「空気がすんでいればとてもきれいに見える。

小さくてはかないものなのにその光は私を照らしてくれる。

勇気をくれる。

昨日みた形は明日は見れない。

同じものなんてない。


それはすごくすてきなことでしょ?」


『うん、俺も今星に勇気を貰ったから。』



「???」



『好きです。俺と付き合って下さい。』


こうして私に告白してきた彼の姿は


月明かりに照らされ息をするのを忘れてしまうほど美しかった。


まるで、きらきら輝くダイヤモンドのように。
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