あの日に戻って
あー、空、もう暗いじゃん。

俺、どんだけ勇気ねぇんだよ(泣)


それにしても星がきれいだな。


「星…きれいだね」



彼女はそう言った。



俺と同じ事をを思っていたことが嬉しいのと同時になにか返事をしなきゃ、と思った。


『そうだね』


うん、我ながらなんていう返事を。


もっと、違う返事をしろよ!俺の口!


彼女は星が好きなようだ。

星について語ってくれる。

それを話している瞳にはいくつもの星が輝いていた。









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