(完)年下男子に惚れました
分からぬ想い
1
「ねえ?悠雅クン。何度も言ったよね?学校で先輩とすれ違った時は挨拶をしろって!いちいちからかってこなくていいんだけど⁉︎」
おなじみの悠雅曰くキモチワルイエガオという笑顔を浮かべる。
「オブラートに包んで言いますけど、その顔キモチワルイです。」
ほら来た。
「全っ然オブラートに包めてない‼︎ねえ、あんた馬鹿なの?アホなの?」
「少なくとも先輩よりはマシかと。」
「ってそうじゃなくて!挨拶しろって私は言ってるの!」
「ハイハイ、オハヨウゴザイマス。これでいいすか?」
「敬意を払ってくれるかなあ!」
最悪な出会いから二ヶ月が過ぎ、暑さを感じる季節になってきた。
悠雅と私の喧嘩は日を増すごとにヒートアップしている。
おなじみの悠雅曰くキモチワルイエガオという笑顔を浮かべる。
「オブラートに包んで言いますけど、その顔キモチワルイです。」
ほら来た。
「全っ然オブラートに包めてない‼︎ねえ、あんた馬鹿なの?アホなの?」
「少なくとも先輩よりはマシかと。」
「ってそうじゃなくて!挨拶しろって私は言ってるの!」
「ハイハイ、オハヨウゴザイマス。これでいいすか?」
「敬意を払ってくれるかなあ!」
最悪な出会いから二ヶ月が過ぎ、暑さを感じる季節になってきた。
悠雅と私の喧嘩は日を増すごとにヒートアップしている。