(完)年下男子に惚れました
そう考えていると、やっと悠雅の唇が離れて行く。


酸欠になりそうで、必死に空気を吸い込む。


上目遣いに悠雅を眺める。



なぜか、悠雅はすごく悲しそうだった。



なんで、あんたがそんな顔してんのよ。



なんで、彼女がいるくせにこんなことするのよ。



いろんな思いが交錯する。



その中で私が口に出せたのは、



「最低っ!!」



それだけだった。






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