(完)年下男子に惚れました
あれはまだ俺が小学6年生の頃。



城北第一中学校の体験入学の中の部活動体験で剣道部に参加していた。



俺の家族が剣道一家であるせいで物心つく前から当たり前にやっていた剣道。



足元にレールを敷かれたようにやってきたから、中学校でも剣道をすることは言われなくても理解していた。



その時、俺は着実にこの名を剣道界に知らしめていた。




そして、調子に乗っていた。




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