(完)年下男子に惚れました
3人の前だってわかっているのに、私は座り込んで声をあげて泣いた。



3人は私が泣いている理由なんて知るはずもないのに、ずっと背中をさすって、周りから隠してくれた。



少し、落ち着いた私に、蒼が微笑んで言った。



「よし、サボろうか。」



きょとんとする私を無視して、瑠衣と夏実が名案だと騒ぎ立てる。



そのまま、屋上につながる階段へと連れて行かれた。



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