(完)年下男子に惚れました
「でもさ、ごめん先輩。無理って言われてももう俺我慢できないわ。嬉しすぎて夢じゃないか確認しないとやばい。」



その言葉に余計に恥ずかしくなって頭をさげる。



「せーんぱい」



頭上から何よりも愛しいその人の声が聞こえる。



ゆっくりと顔を上げる。



ずるい、反則だ。



初めて見るようなそんな嬉しそうな笑顔見せられたら抵抗なんてできないじゃん。



「もう離さないから」



悠雅はそうつぶやいて、私の唇にその唇を重ねた。




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