(完)年下男子に惚れました
ある日の放課後、




「今日、部活ないんでしょー?
遊ぼうよ〜」



みんなが帰った後も、教室に残っていた私たちいつものメンバー。



今日は市で決められている、月に一回の部活動一斉休みの日だ。



瑠衣はいつもは一目散に部活に行く私たちを遊びに誘っていた。



なんて言おうかと考えていた時、




「せーんぱい」




ドアの方から声が聞こえてきて、目を向けると、悠雅が立っていた。



そして、瑠衣の方を見ると、瑠衣は盛大にため息をついた。



「あー、リア充め〜。ほら、早く行きな!」



「ごめんなさーい…じゃあね!」



苦笑いして、3人に手を振り、カバンを持って教室を出た。




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