(完)年下男子に惚れました
鼻歌を歌いながら胴着と袴に着替え、いつもは下ろしている肩まである髪をゴムで一つにまとめながら更衣室を出る。
そばにある棚から防具を取って稽古場に一礼して入った。
やはり、莉桜しかいな…
あれ?
珍しく悠雅がいる。
いつも一番遅いのになあなんて思いながら自分の場所に防具を置いた。
そして、早速莉桜のところに行った。
「えっへへ〜。りおたーん。」
にやけながら莉桜に抱きついた。
「うえ。」
そんな莉桜の一言もテンションMAXの私には通用しない。
何も言わずニコニコと笑う私を不審に思ったのか、莉桜は眉をしかめて問いかけてきた。
「いつも以上に頭がおかしそうよ。
何か変なものでも食った?」
「食べてないよーん!
優奈ちゃんはテンションMAXなのだよ‼︎
私、今から素振り1000本って言われても余裕でできる〜。」
締まりのない顔でそう話す私にため息をついて莉桜は聞いてきた。
「何があったの?」
待ってましたとばかりに私は莉桜の両肩に手を置いた。
「彼氏ができちゃった。」
そばにある棚から防具を取って稽古場に一礼して入った。
やはり、莉桜しかいな…
あれ?
珍しく悠雅がいる。
いつも一番遅いのになあなんて思いながら自分の場所に防具を置いた。
そして、早速莉桜のところに行った。
「えっへへ〜。りおたーん。」
にやけながら莉桜に抱きついた。
「うえ。」
そんな莉桜の一言もテンションMAXの私には通用しない。
何も言わずニコニコと笑う私を不審に思ったのか、莉桜は眉をしかめて問いかけてきた。
「いつも以上に頭がおかしそうよ。
何か変なものでも食った?」
「食べてないよーん!
優奈ちゃんはテンションMAXなのだよ‼︎
私、今から素振り1000本って言われても余裕でできる〜。」
締まりのない顔でそう話す私にため息をついて莉桜は聞いてきた。
「何があったの?」
待ってましたとばかりに私は莉桜の両肩に手を置いた。
「彼氏ができちゃった。」