(完)年下男子に惚れました
「はあ…。じゃあね。」
「さよなら。けん玉部員さん。」
廊下を歩いてゆき、一組の莉桜がひらひらと手を振って先に教室に入った。
こんな時だけ、微笑を浮かべる莉桜。
ムカつくけど、可愛すぎてなんとも言えない。
そう思いながら歩いていると、私のクラス五組にはすぐ着いて、教室のドアを開いた。
ドアの前で一息ついて、勢いよくガラッとドアを開けた。
ドアを開いた瞬間、教室の中はわあっと盛り上がった。
「けん玉部員さんー!けん玉教えてくださあい」
「ほんと如月バカだよなー」
目立つ男子たちはニヤニヤと笑いながらからかってくる。
「うるさいな〜。」
そいつらを睨みながら席に着くと、いつものメンバーが集まってきた。
完璧な不良で校則破りまくりで彼氏を常にとっかえひっかえしている瑠衣。
バスケ部のエースで莉桜と並ぶ美少女で姉御肌の蒼。
天然記念物って言われるほどの天然で不思議チャン、そんでその可愛さは半端じゃない。
莉桜も蒼も十分可愛いのに、並んだら見劣りさせてしまうほどの。
この三人は小学生の時からずっとつるんでるメンバー。
「いやあ、まじでうけたわあ。
けん玉部!笑い堪えるの必死だったし。」
「いや、マイクを上下逆の時点でおかしすぎるから。」
「優菜ってけん玉部だったの?この学校ってけん玉部ってあったっけ?」
慰めるそぶりも見せずガツガツと傷口に塩を塗り込んでくる親友たち。
「君たちには落ち込む親友を慰めようという気にはならんのか?」
「だってこういうドジ、何回目?」
私の質問に素晴らしいツッコミを入れる蒼さん。
「すみません。わかりません。」
「さよなら。けん玉部員さん。」
廊下を歩いてゆき、一組の莉桜がひらひらと手を振って先に教室に入った。
こんな時だけ、微笑を浮かべる莉桜。
ムカつくけど、可愛すぎてなんとも言えない。
そう思いながら歩いていると、私のクラス五組にはすぐ着いて、教室のドアを開いた。
ドアの前で一息ついて、勢いよくガラッとドアを開けた。
ドアを開いた瞬間、教室の中はわあっと盛り上がった。
「けん玉部員さんー!けん玉教えてくださあい」
「ほんと如月バカだよなー」
目立つ男子たちはニヤニヤと笑いながらからかってくる。
「うるさいな〜。」
そいつらを睨みながら席に着くと、いつものメンバーが集まってきた。
完璧な不良で校則破りまくりで彼氏を常にとっかえひっかえしている瑠衣。
バスケ部のエースで莉桜と並ぶ美少女で姉御肌の蒼。
天然記念物って言われるほどの天然で不思議チャン、そんでその可愛さは半端じゃない。
莉桜も蒼も十分可愛いのに、並んだら見劣りさせてしまうほどの。
この三人は小学生の時からずっとつるんでるメンバー。
「いやあ、まじでうけたわあ。
けん玉部!笑い堪えるの必死だったし。」
「いや、マイクを上下逆の時点でおかしすぎるから。」
「優菜ってけん玉部だったの?この学校ってけん玉部ってあったっけ?」
慰めるそぶりも見せずガツガツと傷口に塩を塗り込んでくる親友たち。
「君たちには落ち込む親友を慰めようという気にはならんのか?」
「だってこういうドジ、何回目?」
私の質問に素晴らしいツッコミを入れる蒼さん。
「すみません。わかりません。」