(完)年下男子に惚れました
その言葉が私が考えていた色んな面倒臭いことをとっぱらったような気がする。


そうか。



私がこんなに悩んだって意味ないよ。



素直に自分の気持ち言わなきゃ。



「…そ、うだね。」


ふうっと息を吐いて微笑んで見せる。


立ち上がって砂をパンパンと払う。


「ありがと。」


そう言って、中に入った。


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