(完)年下男子に惚れました
「あの…とりあえず迷惑です!私が言えることじゃないけど、みんな中体連がだんだん近づいてきて必死になってるのに仲間同士でその頑張りを潰しあってどうするんですか?中体連、''一試合でも多く”が目標なんですよね?」


私の言葉に両者ともバツが悪そうに目線をそらす。


「このまま中体連に臨んで例えいい結果が残せたとしても絶対思い出には残らないですよ。お互いに許しあってもう一回やり直しましょうよ!
こんなの嫌です!」


一気に自分の思いを吐き出して荒く肩で息をする。


私なんて言ったんだっけ?


もう覚えてないや。


ボーッとしていると悠雅の声が聞こえた。



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