(完)年下男子に惚れました



「あんたさ、今日の試合時間合計足しても3分にもならないんじゃないの⁇」


「まあ、俺強いんで。」


「うーっムカつくーーっ‼︎」


日にちは変わり、市中体連2日目が始まった。


はじめに男子の個人戦なんだけど、悠雅は王者の名に恥じない、圧倒的な強さでトーナメントを勝ち上がり、次は準決勝。


わかってたことだけど強い、強すぎる…。


悪態を吐く私のそばで悠雅は面をつけ始めていた。



< 89 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop