sweet loves
第一章
イケメン
えーっとぉ・・
今2人は大きな紙を見ていた。
『あ、あったあった!
私達クラス一緒だよぉ』
唯が半泣きで言った。
そう大きな紙とはクラス表の事。
『えっと、1―Fだって』
『F?!何クラスまであんの?』
『んとぉJまであるみたい☆』
『・・・多っ』
『さすがだねぇ。
じゃぁ教室行こー』
『うん』
2人はおしゃべりを楽しみながら
教室へ向かった。
『ねぇねぇ教室まだー?』
唯が聞いた。
『もーちょっと、今Eだから次じゃない?』
・・・・・
『あった!ここじゃん』
唯の指先には
1―Fという札がかかった教室が。
2人がやっと教室に入ろうとした時―――・・
~ピンポンパンポーン~
~1年F組姫野愛華さん、至急理事長室までお越しください~
『・・・・・・』
『愛華?早速呼び出し?笑
いってらっしゃあい』
『ウチ・・?何でぇ』
愛華はぶつぶつ言いながら
放送の通り理事長室へ向かった。