一方通行 1
「絶対抜いてやる。」
学校に向かう道、コーヒー牛乳のストローをくわえたまま言う。
大「無理だって。あれだけは俺に勝てねーよ。」
大翔も朝ごはんと称したお菓子を食べている。
・
・
結局だらだらしたせいで、着いたのは9時30分。
「もう授業、始まってるし。」
大「眠くなってきた。」
寝坊するまで寝てたくせに、よく言う。
・
・
ダラダラしながらも、教室に向かう。
私たち4人は、どういうわけか同じクラス。
まさしく腐れ縁というやつだ。
おまけに席まで近い。
これに関しては、雄希と大翔が小細工したらしいけど。
・
大「一限目なんだっけ?」
「数学。」
勉強嫌いの私にとって、体育以外の教科は耐え難いものだ。
・
・
教室の前に着くと、先生の授業をしている声が聞こえる。
もう一限目始まってるから当然か。
・
・
大「おはよーございます。」
何の迷いもなくドアを開けると、教室に入った大翔。
少しは遠慮気味に入れよ・・・
・
先「お前ら、また遅刻か。」
そう、私たちは遅刻の常習犯だったりする。
二人とも朝苦手だし。
学校に向かう道、コーヒー牛乳のストローをくわえたまま言う。
大「無理だって。あれだけは俺に勝てねーよ。」
大翔も朝ごはんと称したお菓子を食べている。
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結局だらだらしたせいで、着いたのは9時30分。
「もう授業、始まってるし。」
大「眠くなってきた。」
寝坊するまで寝てたくせに、よく言う。
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ダラダラしながらも、教室に向かう。
私たち4人は、どういうわけか同じクラス。
まさしく腐れ縁というやつだ。
おまけに席まで近い。
これに関しては、雄希と大翔が小細工したらしいけど。
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大「一限目なんだっけ?」
「数学。」
勉強嫌いの私にとって、体育以外の教科は耐え難いものだ。
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教室の前に着くと、先生の授業をしている声が聞こえる。
もう一限目始まってるから当然か。
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大「おはよーございます。」
何の迷いもなくドアを開けると、教室に入った大翔。
少しは遠慮気味に入れよ・・・
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先「お前ら、また遅刻か。」
そう、私たちは遅刻の常習犯だったりする。
二人とも朝苦手だし。