一方通行 1
大「すいません。」









悪気がないように軽く謝ると、席にスタスタと歩き出した大翔。








それに続くように、軽くペコッとして私も席に座る。









先生も慣れたことなのか、小さくため息を吐くと授業を再開した。





























大「ねむ・・・」









席に着くなり、うつぶせだした大翔。
私の隣の席だ。









後が雄希、その隣が優那。








まぁ、分かりきってる組み合わせ。



















4人いれば、自然と2人に分かれる。









その組み合わせは、雄希と私、私と優那、にはあまりならない。









雄希と優那、私と大翔が主だったりする。









誰が決めたわけでもない、自然とそうなってた。




























答えなんて簡単









雄希は優那が好きだから。




























情けないことに









そんな雄希を








私は好きだったりする。
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