一方通行 1
大「んー、相変わらずおばさんの飯は美味い!」
夕飯時、いつもと変わらないように食事を囲む。
そんな大翔を、箸をくわえたままボーっと見る。
・
・
あんたの本心はなに?
もし好きなら、遠慮することない
両想いなんだから
一緒になればいい。
・
・
そうなればいい
うんん、そうして
・
・
心の中で、何度もそんな事を言う。
・
・
・
大「何見てんだよ。」
ご飯のお茶碗を持ったままの私を、不審に思ったのか
大翔が顔を覗き込むように言ってきた。
「え?」
我に返った拍子に、くわえてた箸が落ちた。
・
・
「あーあ・・・」
茶碗を置き、机の下の箸を拾いながらため息をつく。
・
新しく箸取り換えるのも面倒だし、食欲もそこまでないし
「ごちそうさま。」
母「もういいの?」
「んー、寝る。」
空いた食器のみを流しに置くと、そのまま部屋に向かった。
・
・
滅多に使わない勉強机とセットの椅子に
ドカッと豪快に座る。
夕飯時、いつもと変わらないように食事を囲む。
そんな大翔を、箸をくわえたままボーっと見る。
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あんたの本心はなに?
もし好きなら、遠慮することない
両想いなんだから
一緒になればいい。
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そうなればいい
うんん、そうして
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心の中で、何度もそんな事を言う。
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大「何見てんだよ。」
ご飯のお茶碗を持ったままの私を、不審に思ったのか
大翔が顔を覗き込むように言ってきた。
「え?」
我に返った拍子に、くわえてた箸が落ちた。
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「あーあ・・・」
茶碗を置き、机の下の箸を拾いながらため息をつく。
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新しく箸取り換えるのも面倒だし、食欲もそこまでないし
「ごちそうさま。」
母「もういいの?」
「んー、寝る。」
空いた食器のみを流しに置くと、そのまま部屋に向かった。
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滅多に使わない勉強机とセットの椅子に
ドカッと豪快に座る。