一方通行 1
「ちょ、離れろ!」
引きはがそうにも、大翔の力に敵わない。
なよなよしてるように見えて、実は体力があるみたいだ。
・
・
大「んー、やっぱ落ち着く。」
私は落ち着かない!
いくら幼馴染とはいえ、この状況を母さんに見られたら誤解されかねない。
いや、絶対誤解される!
しかも優那にもこんな光景見られて、誤解されたくない。
優那と大翔には、うまくいってもらわないといけないんだから・・・
・
・
「離せー!」
大「凛那。」
必死に胸元を押して引き離そうとした時
やけに真剣な声が聞こえ、動きが止まる。
・
・
後頭部に回ってる手が、更に引き寄せる力を増す。
「ちょ、大翔?」
いつもの様子と少し違う大貴に、戸惑う。
・
・
大「もう眠い。このまま寝かせろ。」
消え入りそうな小さな声で言うと
寝息のようなものが聞こえてきた。
・
・
え、ほんとに寝たの?
顔を見ようにも、後頭部がっちり押さえられてて動けない。
・
・
「勘弁してよ・・・」
小さくため息を漏らすと
そうこぼした。
引きはがそうにも、大翔の力に敵わない。
なよなよしてるように見えて、実は体力があるみたいだ。
・
・
大「んー、やっぱ落ち着く。」
私は落ち着かない!
いくら幼馴染とはいえ、この状況を母さんに見られたら誤解されかねない。
いや、絶対誤解される!
しかも優那にもこんな光景見られて、誤解されたくない。
優那と大翔には、うまくいってもらわないといけないんだから・・・
・
・
「離せー!」
大「凛那。」
必死に胸元を押して引き離そうとした時
やけに真剣な声が聞こえ、動きが止まる。
・
・
後頭部に回ってる手が、更に引き寄せる力を増す。
「ちょ、大翔?」
いつもの様子と少し違う大貴に、戸惑う。
・
・
大「もう眠い。このまま寝かせろ。」
消え入りそうな小さな声で言うと
寝息のようなものが聞こえてきた。
・
・
え、ほんとに寝たの?
顔を見ようにも、後頭部がっちり押さえられてて動けない。
・
・
「勘弁してよ・・・」
小さくため息を漏らすと
そうこぼした。