一方通行 1
「うぃー。」
風呂上がりのコーヒー牛乳を一気飲みする。
さすが、風呂上りは別格だ。
タオルを首にかけたまま、コーヒ牛乳を手に部屋に戻ろうと階段を上がる。
・
・
取りあえず、そのまま寝かせとくのもどうかと思うし、一回起こそう
そう思い、階段を上り終えると
「あれ?」
私の部屋のドアが開いてる事に、気づく。
あれ、閉めて出たよね?
大翔が起きたのかな
そう思い、そっと部屋のドアまで近づく。
・
・
・
そのまま入れば良かったのに
少し違和感を感じたんだ
・
・
少し開かれたドアから、中を除くと
相変わらず熟睡してる様子の大翔
・
と
「優那?」
小声でもらす。
・
横顔しか見えないけど、寝てる大翔を立って見下ろしてる。
・
私の部屋で何してるんだろう
・
・
ドアノブに手をかけ、開けようとした時
ゆっくり屈みだした優那
・
・
大翔の髪にゆっくり触れ、撫でると
顔を近づけ・・・
「っ・・・!」
思わず出そうになった声を、両手で押さえる。
・
・
ドアから離れ、壁にもたれたまま
両手で口を押え、目を見開く。
・
・
優那
今何してた?
・
・
見間違い・・・?
・
切なそうな顔で大翔を見つめた後
・
・
大翔の頬に触れた唇
・
・
あれは
見間違いなどではなかった・・・
風呂上がりのコーヒー牛乳を一気飲みする。
さすが、風呂上りは別格だ。
タオルを首にかけたまま、コーヒ牛乳を手に部屋に戻ろうと階段を上がる。
・
・
取りあえず、そのまま寝かせとくのもどうかと思うし、一回起こそう
そう思い、階段を上り終えると
「あれ?」
私の部屋のドアが開いてる事に、気づく。
あれ、閉めて出たよね?
大翔が起きたのかな
そう思い、そっと部屋のドアまで近づく。
・
・
・
そのまま入れば良かったのに
少し違和感を感じたんだ
・
・
少し開かれたドアから、中を除くと
相変わらず熟睡してる様子の大翔
・
と
「優那?」
小声でもらす。
・
横顔しか見えないけど、寝てる大翔を立って見下ろしてる。
・
私の部屋で何してるんだろう
・
・
ドアノブに手をかけ、開けようとした時
ゆっくり屈みだした優那
・
・
大翔の髪にゆっくり触れ、撫でると
顔を近づけ・・・
「っ・・・!」
思わず出そうになった声を、両手で押さえる。
・
・
ドアから離れ、壁にもたれたまま
両手で口を押え、目を見開く。
・
・
優那
今何してた?
・
・
見間違い・・・?
・
切なそうな顔で大翔を見つめた後
・
・
大翔の頬に触れた唇
・
・
あれは
見間違いなどではなかった・・・