一方通行 1
その場から動けず、ただただ驚く。
でもこのままここにいたら、優那に気づかれてしまう
あんな場面見てたなんて、知られてはいけない気がした
・
・
足音を立てずにゆっくり、2階のトイレにこもる。
・
・
「優那・・・」
便座にすわるなり、呟いた名前。
・
・
未だに激しい動悸を抑えられず、胸に手を当てる。
好きだとは気づいてた
でも本人が否定してたし
そこまで分かりやすい反応を見せたことがなかった
・
・
正直、勘違いなのか?と少なからず思うほどだった
・
でも優那
大翔の頬に、キスしてた・・・
・
・
いつもはそんな素振りも見せないのに
・
・
私には関係ないことなのに、突然の事と
優那があんなことすると思ってなかった驚きから
動悸が収まらない。
・
・
優那は
あんな事するまで、大翔の事が好きだって事・・・?
・
好きなのかどうか
少し残ってた疑念が
一気に晴れた時だった。
でもこのままここにいたら、優那に気づかれてしまう
あんな場面見てたなんて、知られてはいけない気がした
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足音を立てずにゆっくり、2階のトイレにこもる。
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「優那・・・」
便座にすわるなり、呟いた名前。
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未だに激しい動悸を抑えられず、胸に手を当てる。
好きだとは気づいてた
でも本人が否定してたし
そこまで分かりやすい反応を見せたことがなかった
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正直、勘違いなのか?と少なからず思うほどだった
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でも優那
大翔の頬に、キスしてた・・・
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いつもはそんな素振りも見せないのに
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私には関係ないことなのに、突然の事と
優那があんなことすると思ってなかった驚きから
動悸が収まらない。
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優那は
あんな事するまで、大翔の事が好きだって事・・・?
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好きなのかどうか
少し残ってた疑念が
一気に晴れた時だった。