一方通行 1
「んー・・・」
朝が来たのか、母さんが包丁を規則正しい音を立ててるのが聞こえる
同時に、テレビの音
・
・
それでも睡魔の方が勝ってて、寝返りをうつと
そのまま二度寝をしようとする。
・
・
・
・
「うっ!」
それを、お腹を襲う重みが邪魔をする。
うっすら開けた目から、お腹に目線を移すと
・
大「おはよ。」
起きたばかりと思える大翔が、私の上に乗っている。
朝っぱらからこいつは・・・
「どけ!」
勢いよく起き上がり、大翔をどかせる。
・
折角、気持ちよく二度寝しようと思ってたのに
最悪な目覚めだ。
・
大「なんで、ここで寝てんだよ。」
「あんたが、私のベッド独占してたからでしょ。」
背伸びをしながら、けだるく答える。
大「折角一緒に寝てたのにー。」
キッチンの母さんにまで聞こえるような大きな声で言うと
すぐ近くのテーブルに座ってる父さんを見て、ニヤニヤしている。
「おまっ・・・何言ってんの!」
父「大翔。」
新聞を読んでた父さんが、顔を上げた。
そうだ、言ってやれ
ガツンと言ってくれ!
朝が来たのか、母さんが包丁を規則正しい音を立ててるのが聞こえる
同時に、テレビの音
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それでも睡魔の方が勝ってて、寝返りをうつと
そのまま二度寝をしようとする。
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「うっ!」
それを、お腹を襲う重みが邪魔をする。
うっすら開けた目から、お腹に目線を移すと
・
大「おはよ。」
起きたばかりと思える大翔が、私の上に乗っている。
朝っぱらからこいつは・・・
「どけ!」
勢いよく起き上がり、大翔をどかせる。
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折角、気持ちよく二度寝しようと思ってたのに
最悪な目覚めだ。
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大「なんで、ここで寝てんだよ。」
「あんたが、私のベッド独占してたからでしょ。」
背伸びをしながら、けだるく答える。
大「折角一緒に寝てたのにー。」
キッチンの母さんにまで聞こえるような大きな声で言うと
すぐ近くのテーブルに座ってる父さんを見て、ニヤニヤしている。
「おまっ・・・何言ってんの!」
父「大翔。」
新聞を読んでた父さんが、顔を上げた。
そうだ、言ってやれ
ガツンと言ってくれ!