一方通行 1
「さっき別れたばっかで何の用?くだらない用で電話してくんな。」
大「そうなんだけどさ、暇なんだよな。」
「はぁ?」
私は暇潰しか。
それでも正直、こんな大翔に慣れきってしまってる。
・
・
大「つーわけで、雄希ん家押しかけよう。」
押しかけようって・・・
雄希、めんどくさがるのが目に見えてる。
「一人で行けば。」
大「なんだよ、折角取り持ってやってんのに。」
感謝しろよな、と言いたげな口ぶり。
「余計なお世話。」
明日も学校あるのに、押しかけられるかっての。
・
・
大「じゃあ、ゲームソフト持って家に来い。」
「行くかバカ。夜更かしするの目に見えてるし。」
今更遅刻を気にしてる訳じゃないけど、本気で進級が危ういかもしれない心配もある。
・
大「じゃあ、俺が押しかけるぞ。」
「勘弁してよ・・・」
大翔を夜中に、家に連れ込むのは回避したい。
何故か?
大翔にとって夜が活動時間であって、バカみたいに騒ぎまくるから。
もはや大翔にとって家は、他人の家ではなくなってるから。
今までお泊り会とかあったけど、決まって大翔の家だった。
大翔の家は両親がたまに、帰って来ないときとかあったから。
大「そうなんだけどさ、暇なんだよな。」
「はぁ?」
私は暇潰しか。
それでも正直、こんな大翔に慣れきってしまってる。
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大「つーわけで、雄希ん家押しかけよう。」
押しかけようって・・・
雄希、めんどくさがるのが目に見えてる。
「一人で行けば。」
大「なんだよ、折角取り持ってやってんのに。」
感謝しろよな、と言いたげな口ぶり。
「余計なお世話。」
明日も学校あるのに、押しかけられるかっての。
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大「じゃあ、ゲームソフト持って家に来い。」
「行くかバカ。夜更かしするの目に見えてるし。」
今更遅刻を気にしてる訳じゃないけど、本気で進級が危ういかもしれない心配もある。
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大「じゃあ、俺が押しかけるぞ。」
「勘弁してよ・・・」
大翔を夜中に、家に連れ込むのは回避したい。
何故か?
大翔にとって夜が活動時間であって、バカみたいに騒ぎまくるから。
もはや大翔にとって家は、他人の家ではなくなってるから。
今までお泊り会とかあったけど、決まって大翔の家だった。
大翔の家は両親がたまに、帰って来ないときとかあったから。