一方通行 1
大「じゃあ来いよ。」
それだけ言うと、私の返事を待つことなく通話を終えた。
・
くそ、大翔・・・
でも行かないと、ほんとに来そうだし
・
・
「はー、めんどくさ。」
ブツブツ言いながら部屋に戻ると、適当にゲームソフトを見繕う。
・
大体、雄希誘えばいいじゃん
なんで私なんだよ
・
・
3本ほどのソフトを手に、リビングに降りる。
・
・
「ちょっと、大翔の相手してくる。」
リビングのテーブルに置きっぱなしにしてた携帯を手にし
母さんに言う。
母「今から?」
そう言うのも当然だ。
只今の時刻、11時過ぎ。
「ほんとにね。」
嫌そうな顔を見せると、ワザとらしく言う。
・
母「遅くなりそうだったら、泊まってきたら?」
何を勘違いしてるのか、口元を抑えてニヤニヤしてる母さん。
勿論、私に恋愛事情など知らないわけで
大翔と仲がいいからと言う理由で、色々と変な事を考えてるみたいだ。
・
・
「やめてよ。気持ち悪い。」
思わず身震いしてしまう。
大翔がどうとかってわけじゃない
ただ、きょうだい同然に育ったやつをそんな風には見れない。
雄希は例外だけど・・・
それだけ言うと、私の返事を待つことなく通話を終えた。
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くそ、大翔・・・
でも行かないと、ほんとに来そうだし
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「はー、めんどくさ。」
ブツブツ言いながら部屋に戻ると、適当にゲームソフトを見繕う。
・
大体、雄希誘えばいいじゃん
なんで私なんだよ
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3本ほどのソフトを手に、リビングに降りる。
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「ちょっと、大翔の相手してくる。」
リビングのテーブルに置きっぱなしにしてた携帯を手にし
母さんに言う。
母「今から?」
そう言うのも当然だ。
只今の時刻、11時過ぎ。
「ほんとにね。」
嫌そうな顔を見せると、ワザとらしく言う。
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母「遅くなりそうだったら、泊まってきたら?」
何を勘違いしてるのか、口元を抑えてニヤニヤしてる母さん。
勿論、私に恋愛事情など知らないわけで
大翔と仲がいいからと言う理由で、色々と変な事を考えてるみたいだ。
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「やめてよ。気持ち悪い。」
思わず身震いしてしまう。
大翔がどうとかってわけじゃない
ただ、きょうだい同然に育ったやつをそんな風には見れない。
雄希は例外だけど・・・