一方通行 1
「あ・・・」









思い返せば、そうかも。









気づいたら寝ちゃってたんだ・・・




























「すいません・・・」









大「漫画みたいなベタな展開してんなよ。」








痛いなと言う大翔に申し訳なくなる。








起こさず、大翔のベットなのにも関わらず寝かせてくれたのに








「ほんと、すいません。」








いつもなら大翔に頭下げたりしないけど、今回ばかりはさすがに・・・




























大「じゃあ、言う事聞くか?」









ゆっくり頭を上げると、私の反撃を恐れてるのか
少し構え気味の大翔。









何もしないっての









「・・・」








ロクでもない事言われそうで、正直素直にいいとは言いたくない



















「大体、大翔が私の生腹を!」









大「生腹って言うな!ほんとに俺が、手出したみたいになるだろ!」









「手出されたわ!まだ誰にも触らせたことないのに!」









腹とはいえ、大翔なんて不本意だ。








大「ちょ、マジでやめろ!」








「うるさい!」









結局、さっきの状態に逆戻りに。
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