一方通行 1
大「準備完了。」
リビングに戻ってきた大翔は、いつもの完璧な姿。
なるほど、と改めて実感する。
少しだけ、こいつがモテる理由が分かった気がする。
かっこいくせに、笑った時のギャップなんかにやられるんだろうな。
・
・
大「どうせ遅刻だし、コンビニ行くぞ。」
「コンビニ?」
大「朝飯。」
朝飯って・・・
呆れながらも家を出て、コンビニに向かう事に。
・
・
大「お前、なんで寝坊したの?」
コンビニに着くなり、好きなものを手にしていく大翔が言った。
「人の事言える?大翔だって寝坊してんじゃん。」
と言いつつ、私も好物のコーヒー牛乳を手にする。
・
大「バカ、俺にはちゃんとした理由がありますー。」
何故か誇らしく言うけど、とてつもなく子供っぽく見える。
大「お前に越されないよう、新たな新記録出してたんだよ。」
「は!?」
ちょっと待って
新記録だと?
「ちょ、ふざけんな!何新たに記録出してんの!」
思わず、コーヒー牛乳のパックを握ってしまう。
いや、だって
大翔の記録を抜くのでさえ苦労して、やっと近づいて来たというのに
いとも簡単に新たな記録を出しやがった!
リビングに戻ってきた大翔は、いつもの完璧な姿。
なるほど、と改めて実感する。
少しだけ、こいつがモテる理由が分かった気がする。
かっこいくせに、笑った時のギャップなんかにやられるんだろうな。
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大「どうせ遅刻だし、コンビニ行くぞ。」
「コンビニ?」
大「朝飯。」
朝飯って・・・
呆れながらも家を出て、コンビニに向かう事に。
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大「お前、なんで寝坊したの?」
コンビニに着くなり、好きなものを手にしていく大翔が言った。
「人の事言える?大翔だって寝坊してんじゃん。」
と言いつつ、私も好物のコーヒー牛乳を手にする。
・
大「バカ、俺にはちゃんとした理由がありますー。」
何故か誇らしく言うけど、とてつもなく子供っぽく見える。
大「お前に越されないよう、新たな新記録出してたんだよ。」
「は!?」
ちょっと待って
新記録だと?
「ちょ、ふざけんな!何新たに記録出してんの!」
思わず、コーヒー牛乳のパックを握ってしまう。
いや、だって
大翔の記録を抜くのでさえ苦労して、やっと近づいて来たというのに
いとも簡単に新たな記録を出しやがった!