君に遺された恋
王様の部屋の前で聞き耳を立てようかと思ったけどそれは無駄。
王様の部屋では極秘の会話が漏れないように、
他の部屋よりも壁が厚くできてる。
20分くらい経った頃、
ようやく拭き掃除が終わった私は
バケツを持って立ち上がる。
しかしその瞬間…
「きゃっ…!!」
後ろから誰かにぶつかられ、よろけた私はその「誰か」に抱きとめられた。
「レ…レグルス様?!」
「あ、ごめんねアル。ちょっとぼーっとしてた。」
「はっぁああのっっ!!」
動揺してうまく言葉が出ない。
「ん?どした?」
耳元でレグルス様の優しい声がする。
王様の部屋では極秘の会話が漏れないように、
他の部屋よりも壁が厚くできてる。
20分くらい経った頃、
ようやく拭き掃除が終わった私は
バケツを持って立ち上がる。
しかしその瞬間…
「きゃっ…!!」
後ろから誰かにぶつかられ、よろけた私はその「誰か」に抱きとめられた。
「レ…レグルス様?!」
「あ、ごめんねアル。ちょっとぼーっとしてた。」
「はっぁああのっっ!!」
動揺してうまく言葉が出ない。
「ん?どした?」
耳元でレグルス様の優しい声がする。