冷酷な瞳
第一章



街に待った入学式。



目覚ましは7時に設定していたはず。



只今の時間、9時3分。


完璧な遅刻。



でも、希望は捨ててない。入学式が始まるのは10時。まだ間に合う。


入学式早々目立つのは嫌だ。でも、入学式に出ないよりはまだマシだし。



まだのりの付いた真新しい制服に身を包み家を出る。


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