片思い
30分後


「もしもし、神崎ですけど、


美嘉さん居られますか?!」


「硝くん!! 美嘉やで。」

「むっちゃ緊張したのに損した。」


丁寧な対応に


私の方が


びっくりした。


「そうなんや。」


「美嘉は何してたん?!」

「月9見てた!!」


「俺からの電話待ってたん違う


んや!!」


こんな言葉を


普通に言える


硝が羨ましかった。


「まぁね。」


私たちは


2時間ほど話続けた。


「美嘉!! いつまで電話してる


の!!」


と、母に怒られ


一度電話を切ることにした。



真夜中


私は


もう1度


硝に電話した。


硝との会話は


私が体験したことのない世界で


とても


興味深々だった。


私たちは


一週間後


デートの約束をした。
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