タイトル未定
ザワザワザワ・・・
弥柚「それにしても稚梛、ご飯それだけで足りるの?」
私のご飯はいつもおにぎり1つだけ。それ以上は入らないんだ。
稚梛「足りる足りる。弥柚のが多すぎるんだよ」
弥柚のご飯は二段弁当が2つ。こんな細い体のどこに入っていくのかねぇ・・・
弥柚「そんなことないよ!足りないくらいだもん!」
・・・・足りないくらい???ほんとこの子の胃袋を見てみたいよ。
弥柚「それよりさ、どう?」
稚梛「??????」
どうってなにがだろう。主語を言ってほしい。
弥柚「もう!卂斗君だよ!席となりでしょ?!」
・・・・誰やねん卂斗って
稚梛「そうなの?ところで卂斗って誰?寝てたから分かんない」
弥柚「えええぇ!まだ話してもないの?!すっっごくイケメンなんだよ!」
稚梛「ふーーーんそうなんだ。弥柚気に入ったの?」
弥柚「んーー確かにかっこいいけど、私はかわいい系男子が好きなの。だからあの5人の中なら隣の席の秦杜君かなぁ」
稚梛「誰だか知らないけどちゃんと性格も見るんだよ?」
弥柚「分かってますよーだ私だってちゃんと学習してるんだからね」
稚梛「なら良いけど」
キャーーー♡♡♡
・・・なに?うるさっ
弥柚「あっほら稚梛。噂をすれば来たよ卂斗君達」
弥柚に言われてドアを見るとちょうど開けて入ってくるところだった。
ふーーーんあれが噂の転校生か。弥柚の言う通り顔はみんなイケメンだわ。
弥柚が騒ぐのも無理ない。
・・・にしてもどっかで見たことあるような・・・・。
弥柚「あーーーやっぱりかっこいい秦杜君!稚梛もそう思わない?!」
稚梛「確かに全員かっこいい。それは認めるけど性格は分からないよ」
弥柚「もー!それは分かってるよ。でもまずは外見でしょ?!それから中身だよ!」
稚梛「・・・はいはい分かりましたよー」
もぅほんとに分かってるのー?など隣でぶつぶつ言ってるのは気にしない←
秦杜「あっねぇねぇ、あの子じゃない?あの端の子」
了「あの子ですね。行きましょうか」