れいちゃんと僕

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僕は公立一本で高校受験に挑んだ。

毎日寝る時間も惜しんで勉強した。


なのに僕は落ちた。

努力は報われないと感じた。


そして、二次募集をしていたこの高校に入ったのだ。

校舎はボロくて偏差値が低い。

そんな高校の入学式でタトゥーをしている女の子がいると知った。

そしてその子は僕と同じクラスだった。

タトゥーがあるというイメージとは違って控えめで勝手に僕と似たものを感じていた。

何より可愛かった。