れいちゃんと僕

1人の女がれいちゃんをみて立ち止まったのである。

その女というのがさっきステージで古臭いことを喋り続けていた男の女のようで大人数の男女がいきなり止まったのだ。


女はれいちゃんの方へ向かってきた。


れいちゃんは慌てた。

そして目線を下にうつした瞬間れいちゃんはあっ、と小さな声をあげた。

気づいたときには遅くその女はれいちゃんの手をとった。

一瞬で身動きがとれなくなった。









あんた、タトゥーしてるんだ。




一気にざわついた。
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