ー社長と甘い恋ー
そんな時、車が壊れて修理に出すことになった。

栞に送ってもらうのも悪いし、誠也さんとは行く時間が違うから、私は一人で電車に乗って行くことに。

満員電車になんとか乗り込む。

うわ…汗の匂いするし…。

まだつわりが治っていない私には地獄のような居心地だった。

「っ!」
吐き気が襲った瞬間、誰かに手を引かれ座らせてくれた。

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