ー社長と甘い恋ー
頭の中から佐伯くんを追い払うように私は大きく頭を横にブンブンとふった。

ふぅー…。

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「繭ー!」

一時間後、私はある噂が広まってることを知って繭に報告に行った。

「え、栞。どうしたの?」

繭はぽけーと私を見ている。
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